鬼平時事砲弾

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安倍政権、増税延期どころか「消費税5%に下げる」案が浮上

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皇紀2679年卯月(うづき)24日(平成31年・令和元年4月)

 ツイッターに表題のようなニュースが飛び込んできたので追ってみました。

 ニュース元はどうやらこちらのようです。

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きゃ

 

NEWSポストセブン

https://www.news-postseven.com/archives/20190423_1357836.html

週刊ポスト2019年5月3・10日号


 このニュース、記事を読む限り情報の出処が判然としません。だから片方だけ眉に唾して読んでいます。

 画像に麻生財相の写真を使ったり、


麻生太郎・副総理兼財務相らは増税断行を目指してきたが、4月16日から始まった日米貿易交渉で風向きが変わった。


 という記述で如何にも財相の心変わりのようにも受け取れる書き方ですが、ちゃんと読めばそうではないことはすぐに分かります。

 もしかすると政権側が飛ばした観測気球という見方もできますね。

 W選挙になるかもしれないと言われている夏の選挙への、国民の意識・意向を探るには良いアイデアかもしれません。


 これに対する野党側の反応はまだ見つけていませんが、まさか減税に反対する野党がいるとは思えませんよね。

 選択肢は「減税賛成」の一択なのです。

 そうなると今度は夏の選挙で与党との対立軸をどこに持ってくるのかという問題に直面します。


与党「消費税減税して日本経済の底上げを図ります。ぜひ我々に一票を!」


野党「お、おう……減税賛成! 我々にも一票を!」


国民「どちらも同じ減税勢力なら、あえて野党を選ぶ理由って無いんじゃね?」


 もちろん他にも対立軸は存在しますが、国民が関心あるのは何はともあれ、明日の生活に直結する消費税問題でしょう。

 かくして野党壊滅のシナリオが完成です。


 ただし記事の中では『麻生財相の反発は必至』ともあります。

 もしも減税すれば、これまで増税のための下地作りを進めてきた麻生財相の顔は丸つぶれ。氏は安倍首相に反旗を翻すかもしれないという指摘です。


 これについては私のような霞が関の事情に疎い者が無い頭を捻ってみても答えは出そうもないですね。


 ただ、こうしたニュースが表に出た以上、国民は期待します。

もしかしたら消費税は下がるかもしれない!?


 しかし、その期待が裏切られたと知った時……しっぺ返しが恐ろしい勢いで迫ることは想像に難くありません。